今日はちょっと暖かいのかな???
一日半袖で過ごしているのは、工場では私だけですが…(^_^;)
この時期毎年着るものに悩みます。
朝晩は寒いし、作業中は暑いし、
トレーナーやニット系だと脱ぎ着が面倒…
半袖に上着でいいんだけど、
半袖でいるとアホっぽい(爆)
けっきょく、暑くても寒くても我慢の時期ですな( ̄▽ ̄)
今、ブログを書きながら寒いです(爆)
さてと(笑)
今日は『実録!!!ニットの手洗い』と題しまして、
ご家庭での手洗いに参考になるかな???という思いを込めて、
普段、キタヤクリーニングで行っている手洗いを、
ご家庭用に落とし込んでご説明させて頂こうかしら、という内容です( ̄▽ ̄)
今年は、例年になく『ニットの縮み直し』のご依頼が多いです。
キタヤが縮み直しで有名になったから???(^_^;)
いや、DIYの精神が盛んになったり、CM等のおかげかな???
失敗してしまったお客様に経緯をお尋ねすると、たいていこう返ってきます…
『ドライマーク用洗剤で普通に洗った』
なるほど…
確かに洗剤の商品名だけでイメージすれば、
『ドライクリーニングしかできない被洗物がご家庭で普通に洗える』
ともイメージできます。
しかし!!!
ボトル背面の説明文をよくお読みになりましたか???
某社洗えるものチェック(リンク)
某社洗えるものチェック(リンク)
洗剤がドライマーク用だからと言って、いつも通りのスイッチポンでは
トラブルの元ですし、
もともと水に漬けてはいけないニットを普通に洗濯機で洗ってしまったら、
まちがいなくアウト!!!(>_<)
詳細はリンクでチェックして頂くとして、(もしくはお気軽にお問合せください( ̄▽ ̄))
ここからは『プロがおすすめする手洗い方法』をご紹介いたします。
※基本的に洗濯表示に水洗いができると記載されている品物を洗う方法としてご理解ください。
まずは洗いたい服の洗濯表示をチェック!!!

『水洗いはできない』マークがあれば、この先は中止!!!お勧めしません!!!
でもやられるというならば、自己責任でお願いします(>_<)
そして、今回レクチャー用に使用するのはこちら…

わたしのセーター( ̄▽ ̄)
買ったばっか( ̄▽ ̄)
ドライクリーニングは2回してます( ̄▽ ̄)
着用したら次の日には洗っていました。
洗濯表示はこちら


水洗いしたらあかんやん!!!(>_<)
だから、ここからは自己責任で…
いやいや、プロですのでここは経験がものを言うところです( ̄▽ ̄)
※良い子の皆さんはマネしないでください(笑)
念のため、最初に採寸しておくとよいでしょう。



丈、身幅、袖丈、袖幅等、なるべく細かく測っておくと、洗い上がり後やもしもの時に助かること請け合いです( ̄▽ ̄)
そしてキレイに畳んで、ネットへ入れます。


ここは意外に重要です( ̄▽ ̄)
そして…

なるべく正確に水量が図れるバケツ等に水を張る。
今回は10リットルです。

水量に対してきっちり量って洗剤を投入…
※業務用の高性能洗剤を使用しております。

しっかり撹拌します。
そしてようやく被洗物の投入( ̄▽ ̄)

まるで、わが子を産湯に浸けるかのごとく優しく( ̄▽ ̄)
『綺麗になってね』
『縮まないでね』
なんて、声もかけてやってください(笑)
すっかり水に浸かったら、


優しく挟み込むように、軽く押すように洗います。
するってえと…

透明に近かった水溶液が、濁ってます(@_@;)
着用3回目、2回はドライクリーニングしていましたが、
やはり、石油系溶剤で洗うドライクリーニングでは、
汗などの水に溶けやすい汚れが残ってしまいます(@_@;)
これがキタヤクリーニングの受付で、
ときどきドライクリーニングしかできない衣類をウェットしては如何ですか???
という理由なのです!!!( ̄▽ ̄)
さて、宣伝を挟んだところで、次の工程です(^_^;)
家庭用洗濯機の近くまでバケツを運んで…




脱液という工程です。
ここも相当重要な工程ですので、よくお読みください!!!
※バケツから取り出す際に、手で優しく水を絞ってください。
被洗物がよじれないように!!!
※脱水層に入れる際にも丁寧においてください。
※脱水時間は洗濯機によって異なりますが、
二層式の場合最大で30秒程度です。
全自動洗濯機の場合、各社性能の違いが大きいので、
ドラムが回転する『音』をよく聞いてください。
最大回転数となる時間=音が高く静かになるころに脱水をストップする。
※ストップしたら、一度ネットに入れた被洗物をチェック、
水が滴るようなら今一度脱水をする。
脱水しすぎると縮みます!!!
脱液が終わると次は、濯ぎです( ̄▽ ̄)

仕事の都合で洗濯層で濯いでますが、実際はバケツの水を入れ替えて行っていいですよ( ̄▽ ̄)
この工程は、洗浄の工程と一緒です。
優しく、まるでわが子を産湯に浸ける…です( ̄▽ ̄)
※濯ぎの水が濁る、洗剤残りが気になるようでしたらもう一度水を入れ替えてもオーケーです。
そして選択工程の最後、脱水。
この工程も脱液と同じ、注意点も同じです。




ですので、画像は使い回し(笑)
程よく脱水できたところで、ネットから出して平らなところで採寸してみます。



メチャクチャな変化は起こってはいないと思いますが、縮んでいたり、形が歪んでしまった場合は手で整えます。




多少のゆがみは濡れているこの時でしたら、ほとんど直ります。
最後に干し方( ̄▽ ̄)
天日干しを避け、陰干し、平干しでお願いします。

こんなグッズありますよね???( ̄▽ ̄)

二段使っちゃいます( ̄▽ ̄)
こうすると、型崩れも最小限で、風通しも良く乾すことが出来ますよ。
これで終わり。
これであなたもキタヤスタッフの仲間入り!!!( ̄▽ ̄)
おっと、失礼しましたm(__)m
なるほど!!!と思いました???
むりぃ~!!!と思いました???(^_^;)
お気に入りの服、自分で洗うなら機械任せではなく、
きっちり自分の手を濡らす方が安心と愛情が増すってものです( ̄▽ ̄)
もしもお時間が無い時、自分じゃ無理だなって時は、いつでもお気軽に
キタヤクリーニングにお任せください!!!
もちろん、ドライクリーニングしかできない衣類のウェットクリーニングもお任せくださいませ!!!
お問い合わせ
岐阜県本巣市三橋1100-73
キタヤクリーニング 糸貫工場店
℡058-324-7388
メール info@kitaya-cleaning.com
お問い合わせフォーム→ ココ
それでは、全世界の家庭洗濯での縮みが減る事を祈って…
『ドンと来い!!!手洗い!!!』(笑)
本日も御清聴誠にありがとうございましたm(__)m
それでは、細々と趣味の
『今日のナイスサウンド』 ( ̄▽ ̄)
沢田研二の 『お前がパラダイス』どあーーーーーーーーー!!!
これメッチャいい曲やん( ̄▽ ̄)
とあるカヴァーアルバムで改めてその素晴らしさに気づきました。
私くらいの世代だと、ヒット曲もそこそこ知っていますが、
ドリフなんかの番組でやっていたコントの方を思い出してしまいます(笑)
今さらながらに研二最高やん( ̄▽ ̄)
あ、ちがった!!!
『ジュリィーーーーーーー!!!』(爆)
えっと…
次回もよろしくでございます( ̄▽ ̄)